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​     時代の流れを読み、人が主役となる空間をつくる

​ご挨拶

新しい仕事に取り掛かる時に、クライアント様といろいろとお話をさせて頂く事が多いのですが、たびたび敬服させられる事があります。

それは多くのクライアント様が出店計画について様々な事をよく勉強さられている事です。そして我々の分野である空間デザインについてもよく勉強されていて、国内をはじめ海外の新しい様々な施設や店舗のデザインをよく調べられている事です。その行動力や情熱には甚だ敬服させられます。 

弊社では業務にあたり各セクション毎に下記のようなスローガンを掲げております。

デザインチームにおいては

1)国内はもとより、世界の様々な空間デザインを学び続ける。時代の新しいデザインを学び続ける(知識力)。
2)さまざまな創造力、アイデア力を磨き上げていく(思考力)。
3)デザインを正確に伝わる表現力を高めていく(表現力)。
4)デザインの土台であるクライアントの事業計画の理解、ヒヤリング力を高めていく(調査力分析力)。

 

施工管理チームにおいては

特に『段取り8分』を掲げております。

工事着工前にすべての段取り手配が済んでいる状態を言います。残り2割は工事着工後に工事が計画通り進行しているかの確認業務と、事前に読み切れなかった現場での対策と指示と確認業務に費やすように心がけております。そのためにも工事着工後に余裕が持てるように工事着工前でほとんどの手配が終わり問題点が解決しておく事を理想としております。着工前の現場調査、設計打ち合わせ、見積段階で、疑問点や問題点を施工レベルで見つけ出し、さらに施工計画書、施工図作成段階、業者手配発注段階で更に疑問点や問題点を見つけ出して対策を練り、着工前には解決して業者手配完了状態にしておく事を心がけております。

次に『確認、確認また確認』を掲げております。

人は忘れる場合があります。また伝えたつもりでも相手が勘違いしてる場合があります。また我々の業界はクライアント、設計事務所、デベロッパー、一次協力業者、二次協力業者、三次協力業者と多岐に渡り、伝達がが正しく伝わりにくいです。施工ミスは前述と人の能力や繁忙期など忙しい状況が絡んだ場合に発生しやすいです。したがって施工管理者は大丈夫と安心せず、確認確認また確認する癖と、確認する時間的余裕を作るように心がけております。

次に『先読み』を掲げております。

現場では頻繁に職人さん達にここはどうする?と聞かれることが多いです。そして素早く判断して指示を出さなければいけない場面があります。その時に目先の対処判断だけでなく、先々の納まりや工事の事をよく考えて判断して指示を出すように心がけております。

弊社では施工管理チャックリストとして約200項目からなる施工管理項目を掲げ業務にあたっております。下記はチェック項目の一部です。

1)デザインレベルにあった仕上げ程度を検討、施工図を作成する。高級で品質精度を要求される工事は出来る限り精度を上げられる工場製作を検討する。複雑な現場での下地作りや、後々建材の収縮や振動などで亀裂が出てくる見込みのある箇所は金物下地を増やすなど工夫する。

2)天井、壁、床などは基本的に水平、垂直、平滑に施工すること、壁と壁、壁と天井、壁と床などの取り合いのチリ際はゆがみのない直線、可動するドア引き出しなどは後々でもスムーズであるように着手前の施工図段階で十分検討して作図する。

3)施工手順計画書を事前に作成、品質、安全性、作業効率性、コストなどあらゆる方面から検討する。

4)建材メーカーのカタログを日頃から勉強しておく。丁番、可動レール、吊りものなどの既製品金物など新しい商品をよく勉強しておく。
5)防水工事、重量物工事など後々重大な被害が出る可能性がある箇所は施工計画要領書を作成して事前に十分把握しておく。

6)優れたデザインの店舗も、冷暖房の効きが悪い、臭気がひどい、煙が抜けが悪い、排水の流れが悪い、水やお湯の出が悪い、ガスの火力が弱い、電灯動力の容量が足りないなどでは快適な店舗運営が成り立ちません。引き合い後の初期段階から空調冷暖房、排気換気、給排水、ガス、電気、防災、床耐荷重、漏水、虫鼠駆除など現場調査をしっかりと行う。そのうえで実施設計に反映するように提案する。施工着手後は配管配線などが視覚出来る段階で施工状況を確認して不具合があれば是正させる。引渡し前に社内最終確認を行う。


以上は一部の施工管理チェック項目ですが、デザイン、設計、施工管理、製作、それぞれの受け持つ分野でしっかりと能力を高め実行する「空間デザインのプロ集団」としてクライアント皆様からご期待頂ける、そして社会に貢献できる企業を目指して参りたいと思います。

国内をはじめ世界の政治、経済、環境、産業すべてが変化続けて行きます。密接に関係する人々の生活や嗜好も変化続けて行きます。

空間デザインは人が主役ですから、人々の時代の変化をしっかりと見極めて行く必要があります。その為には様々な方面にアンテナを

張り巡らし時代に合った空間デザインを創造して行けるようにこれからも邁進して参ります。

 

今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

 

                                                                                代表取締役 佐藤和男 

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PROFILE

西松建設、丹青社を経て、インテリア設計施工会社 株式会社テクノスを設立。
以後、パリ・ミラノの国際展示会にて衝撃的な空間美に遭遇。その実体験を契機に、高級インテリア家具輸入・販売会社(株)ネオ・ダ・ヴィンチを設立。翌年に 自社工場を設立、フルオーダー家具の製作・販売も手がける。
計40年にわたりインテリア関係に携わり、時代を読み解く知性を活かし、洗練された至極の空間を日々プロデュースしている。

資格 ・一級建築士
   ・一級建築施工管理技士
   ・商業施設士
   ・インテリアプランナー

会社概要

社名 株式会社テクノス

事業住所 〒121-0816

                 東京都足立区梅島1-29-11

事業内容 商業施設オフィスの空間デザイン・設計・施工

     イタリア高級輸入家具の販売・貿易

     特注家具、木製建具の製作・販売

                 装飾金物製作

資本金 25,000,000円

社員数 25名

工場

敷地 592㎡

建物 645㎡

木工製作機械 パネルソー、昇降盤等 11台 金物製作機械9台

車両 トラック3台、バン3台

​事務所 221㎡ 倉庫82㎡ 木工工場297㎡ 金物工場45㎡

資格 一級建築士事務所 東京都知事登録 第33552号

​   建設業許可 東京都知事許可特ー22)第88442号
 


   

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